BLゲーム沼り女

齢35歳、BLゲームについに手を出すの巻

Paradise&Paradise-結-&Paradise-極-【全体感想】光の戦士ミツギ最高&デ王に続きピルスラ主人公可愛すぎか※ただしグロい

 

 

こんにちは!

今回は、私の大好きなBLゲーム、ディストピアの王(ディストピアの王)を生み出したPIL/SLASH(PIL/SLASH OFFICIAL SITE)の人気BLゲームシリーズ、Paradise(Paradise)&Paradise-結-(paradise 結-MUSUBI-)&Paradise-極-(paradise 極-KIWAME-)の全体感想を綴りたいと思います。

Paradise、第1作が発売されてから7年経った今でも最新作のデ王を押しのけて(涙)コラボやグッズ新作が登場するピルスラ1の人気作!

デ王プレイ後、ピルスラの他作品が気になる中で、シナリオライターが同じ今作が気にならないわけがなく!

しかし、ストーリーが無人島でのあれこれっていうなんとなく話の広がりや深さがなさそうな雰囲気であったり、絵が好みではなかったりといまいち購入のきっかけを掴めずにいて二の足を踏んでいましたが、これだけシリーズ化されているのなら面白いはず!と一念発起して全作購入してみました。

購入する時に戸惑ったのは、それぞれの作品がどういった違いがあるのか?ということ。

FD?完全新作?単なる廉価版?それともシリーズ合作版?とかとか。

端的にまとめますと、

 

【Paradise】

シリーズ第1作目のオリジナル。

迷ったらとりあえずこれ。

【Paradise-結-】

Paradiseのハピエンその後を描くFD。

Paradiseをしていないと分からない内容。

【Paradise-極-】

Paradiseの完全リブート版FD。

Paradiseの無人島と因縁という基本設定を踏襲しつつ新しいストーリー展開のif作品。

Paradise、Paradise-結-をプレイしてなくても楽しめる。

 

とこのような感じです。

書いている通り、迷ったらまずはParadiseを購入すれば間違いないです。

で、気に入ればFDにいって、さらに気になるならParadise-極-にいけばOK。

買う時の参考にぜひ!

 

 

 

 

以下、ネタバレ有りなので未プレイの人はここでバック

 

 

 

主人公のアヅマは日々を無気力に生きる、夢も希望もないコンビニアルバイター

正社員として一生懸命にあくせく働くよりも、ほどほどの責任とやりがいとお給料でその日を生きられればいいという今どきのフリーター代表といった具合の若者です。誰しもが認めるイケメン&抜群のスタイルの持ち主ではありますが、無気力がちな性格からそのポテンシャルを活かすことなくだらだらと暮らしている中、生活拠点としている商店街の福引で5泊6日の旅行が当たります。

死ぬほどではないけれど贅沢ができるほどゆとりがあるわけでもない生活の息抜きに打ってつけの棚ぼた旅行に心が浮足立つアヅマは、意気揚々と旅行に参じますが期待していた女の子との出会いはなく、男所帯のツアー&無人島&無人島では完全自炊というまさかの内容に肩を落とします。

いつまでも残念がっていてはもったいないと気を取り直して、気の合うツアー参加者と無人島旅行を楽しむことに気持ちをシフトチェンジしたアヅマは、廃墟探索、バーベキューとそれなりに楽しい日々を過ごします。

しかし、旅行3日目。

本当なら必要物資を積んで島を訪れるはずの連絡船が来ない。

本土とやり取りができるはずの無線機も故障し、電気も止まり、相変わらず連絡船も一向に島に来ない中で、ツアー参加者に動揺と不安が広がっていきます。

船が来なければ本土にも帰れない。

無人島には携帯の電波も届かないため救援を呼ぶこともできない。

着実に減っていく食料に危機感を募らせたツアー客は、互いにギスギスと苛立ちをぶつけ合うようになります。

そんな中、寝泊りに使用していたログハウス(一人につき一棟)の一棟が火事に見舞われ、ツアー客の一人が犠牲に。

アヅマも延焼に巻き込まれますが、参加者の救助もあって命からがら助かります。

いよいよ団結しなければならなくなった参加者は、食べ物を持ち寄って配給制を導入すると同時に、望み薄の連絡船を待つだけでなく自力脱出の手段として船の建造、食料採取に奔走します。

一致団結しなければ脱出は困難な中、一人、また一人と命を落とすツアー客。

一見事故死のように見えて、しかし…と思わせるような死に方をする者が現れ、その事態に疑心暗鬼となる参加者たちは、脱出に向けて行動する中なぜこのような事態になったのかという疑問と徐々に姿が見えてくる「捕食者」の存在に追い詰められていく。

 

 

というのが、Paradise(以降、P1)とParadise-極-(以降、P3)のベースです!

※Paradise-結-(以降、P2)はP1のアフターストーリーなので後述します。

攻略キャラはP1はメイン3人+個別ENDありのサブ2人、P3はメイン3人+個別ENDありのサブ3人(増えた!)です。

【P1】

・アヅマ(主人公)

何事にも本気を出せず、なんとなく日々を生きている無気力青年。

世の中に溶け込むことが出来ず、また自身を受け入れてくれる場所などないものとあきらめている節があり、人間関係も超希薄。友達が出来ても自然にフェードアウトに持ち込んで、現在プライベートで交流があるのはコンビニアルバイトの後輩であるオギノのみ。

なんとなく希死念慮のようなものを持っているが、それは幼少期に両親から凄惨な虐待を受けていたことによるもの。その虐待の過程で、弟を殺害するに至る。

両親は車両事故により既に他界。

自分自身を誰からも求められていない無価値な存在と思っていて、見た目だけは褒められるものの中味が空っぽの愚鈍な存在であると思っているが、そんな本質を調子の良さで誰からも気取られないようにする術を身に付けている

・ミツギ(メイン1)

1級建築士として辣腕を振るうヤンキーリーマン。口調も態度も悪いが、建築士としての腕は確かで、仕事に人一倍のプライドと責任を持っている。アヅマに対してのみ他の参加者に見せることがないつっけんどんな態度(ガン飛ばし、悪態、沼に蹴飛ばすなど)を取る。冷静沈着で常に合理的な考えに基づいた無駄を省いた発言や行動をする。そのことが他者から共感を得られにくかったり誤解を生むこともあるが、本人に悪気はないし、合わせるつもりもない。

両親は家業の倒産による自死にて他界。

両親の知り合いだったコトハラさんに引き取られ、恩師として敬愛するようになる(建築士になったのもコトハラさんの影響)。

悪態ばかりついてくるミツギを敵視するアヅマだったが、実は言葉や態度の裏に隠された面倒見の良さや気遣いを見出すようになり次第に心の支えにするように。

ミツギもチャラチャラと頭空っぽそうなアヅマが、実は心に闇を抱えていて馬鹿なりに一生懸命に人の役に立とうとしている姿を見て愛しさを心に募らせていく(容量の悪いどんくさ犬だけど、それがどうしようもなく可愛くて愛しいっていう感じ※個人解釈)。

また、毛嫌いしていたアヅマと軽い身体接触(手が触れるとかその程度)でビビビっと電流が走るような感覚を覚え、性的な触れ合いをしたときの衝撃の気持ちよさにアヅマと己が恐るべき好相性であることに気づく。

実際、アヅマもミツギから香る白檀の香にいちいち反応したり、成り行きでミツギに処女を捧げた時には処女であるにも関わらず頭がトロトロになるほどの快感を得るなどその相性はまさにオメガバースの運命の番と言わんばかりの様相。

犬猿の仲なのに、体の相性は最高で、その反目した状況に振り回される二人は大きな萌えポイントの一つ。

マツダ(メイン2)

どっしりと落ち着いた貫禄から30代に見られるが実は27歳と他己評価に反してまだ若いサラリーマン(管理職をしているようなのでおそらくエリート)。

アウトドアが好きで、特に釣りが好き。

人好きのする笑顔が魅力の闊達で兄貴肌な好青年。面倒見の良さや、さっぱりした性格が気に入ったアヅマは気のいいお兄ちゃん的存在として懐き、そんな懐いてくるアヅマをマツダも可愛い弟分として可愛がる

一見よき兄貴分のマツダだったが、実は可愛い、愛しいものに暴力を振るいたくなる真性サディストの側面を持っていて、幼少期はガキ大将として誤魔化せていた目も成長と共にごまかせないようになり、好青年の仮面を被り必死に隠して生きていた。

セックスの後に一人で勝手に即寝&爆睡するとか、興味本位で彼女とアナルセックスしちゃった誰でもすんだろアハハ~みたいな発言したりとか、性に(というか他者?)に対して根本的な思いやりや共感性の欠如があるような言動があって、そこからも真性サドの側面が実は垣間見えている。

その反面、理性が働いているときは自己のことよりも他者のことを慮って、食料の在庫を徹底管理したり、火事に見舞われたアヅマを身を挺して救い出したりとヒーロー気質も垣間見える、アンバランスな人格の持ち主

しかし無人島での高負荷な生活と協調せず不平不満ばかりを漏らすモブに次第にその仮面が剝がれていき、食料の盗み食い事件を皮切りに暴力による支配を開始。

食糧配給に成果性を導入し、生殺与奪を手中に収めることで集団を統率し始める。

暴虐な振る舞いに見えるが、その実、全員の生存可能性が一番高いのが徹底的は支配と管理であることも確かで、ひっそりと行っていた夜釣りで釣れた魚を干物にして保存食を準備するなど暴力を振るって恐怖で支配していても行動原理の中に消え切らないヒーロー気質は残っている模様。

そのことに気づいたアヅマは、暴力にビビりながらもみんなからマツダが孤立しないように必死に間を取り持って支えようとするが、マツダはそんな健気なアヅマが憎たらしくもあり愛しくもありでついにアヅマに対して暴力(もちろん性暴力も込み)で気持ちを表すようになる。

それでもマツダを信じようと傍に寄ってくるアヅマがとても可愛い暴力どうしようもなく愛しい暴力の恐るべきDVループをぶちかます

両親は事故によって既に他界。姉が一人。

・タカラ(メイン3)

ツアー参加者最年少、ピチピチの20歳。

マツダとは逆で、20歳とは思えないほど若い見た目(中高生)をしていて、アヅマもはじめは中学生と思ったほど。

人懐っこい性格で、誰とでも分け隔てなく接することが出来るコミュ強。

コミュ強なだけでなく、必要な時には冷静に物事を判断することが出来る切れ者で、年上のアヅマと一緒にはしゃぐ賑やかしワンコ要員かと思いきや比較的リーダー的素質も備えたハイブリッドタイプ。その実態は、日本や世界に名を轟かせるホウライグループという一大財閥の御曹司で、このツアーを仕組んだ黒幕

タカラ一族は流刑にあった犯罪者の末裔で、資源のない狭い島に閉じ込められたことから食人行動を生きる術として突然変異した一族

次々と流されてくる犯罪者を掃除(食べる)することで国と利害が一致していたはずが、戦後、その存在が世界に知られる前に滅ぼそうと計画した政府によって送り込まれた軍小隊により殲滅にあう。

一人の兵士(アズマの祖父)の温情で一部の島民は命からがら島を脱出し、地べたを這う生活を乗り越え、現在のホウライグループを築くまでになった。

このツアーは小隊への復讐のフィナーレとして企画されたものだった。

タカラは御曹司として生まれたことで、復讐対象に中でも一等重要な存在であるアヅマの生殺与奪の権を与えられ、幼少時からずっとその行動を見続けていた。

アヅマが大好きで、アヅマとお話ししたくて、アヅマと友達になりたくて、アヅマをお嫁さんにしたくて、アヅマとセックスしたくて、アヅマを食べたい、という人生の全てがアヅマを中心に回っている思考回路

・シマダ(サブ1)

世界を股に掛けるフォトグラファー。

モデル撮影だけでなく、紛争地帯に行くこともあり、業界のコネもしっかりある手練れ。

両親は行方知れずで、生きているのか死んでいるのかさえ分からない。

そのため人の死について歪んだ考えが形成されていて、それがとある写真展で見た死体の写真で発露。

初めは、戦争の犠牲者を臭いものには蓋、のように埋もれさせてはいけないといった義侠心で撮影していたが徐々に欲望が勝つようになり、薬物でこん睡させた裸体を遺体に見立てて撮影するなど死体愛好の性癖が完成する。

無人島生活で、一人浮足立った雰囲気で極限の状況を俯瞰して面白がっている節がある(無遠慮に遺体を撮影したり、もめる様を面白そうに見ていたり)。

アヅマが優れた見た目をしているのを気に入っていて、マツダの暴力に弱っているのに漬け込んでシャブセックスに落とし込むド級のクズ(個別END)。

・ホンゴウ(サブ2)

無人島ツアーの添乗員で、アヅマたちツアー客のサポートをしている。

常に丁寧で物腰柔らかな口調と遜った態度で、添乗員としての責務を全うしようという強い責任感が伺える。

当初予定していた連絡船の欠航や無線機の故障によってツアー客から強く当たられるも必死に耐えて、何とか全員の無事を確保しようと奔走する。

両親は他界、家業(洋菓子店)を継いでいる弟がいる。

その弟をタカラに人質に取られ、やむなくタカラの計画の片棒を担ぐように。

個別ENDでは、タカラの命令で弟に手出ししない代わりにアヅマを犯すよう言われたがインポのためツアー客(モブ)にレイプさせる&キモワードで実況する

 

以上がP1の登場人物あらすじです。

続いてP3ですが、無人島脱出がメインストーリー(実際、脱出するところでストーリーは終わる)のP1に対して、P3は脱出→異国の地で潜伏生活&ホウライを瓦解するための作戦立案→日本に戻って作戦決行→日常に戻るまでがメインストーリーとなります。(P1と被る人物は省きます。)

・アヅマ、ミツギ、マツダ、タカラ、シマダ、ホンゴウ省略

人物ベースは一緒だけど、P3独自のストーリーがしっかりあるのでP1をやっていても十分楽しめます。むしろP1をやっていて各人物のことを知っているところにP3を叩き込むので愛着が湧くピルスラ沼仕様です。

・ナンジョウ

タカラの兄。タカラ一族の長兄で、本来はナンジョウが一族の次期総帥となるはずだったが、食人志向が薄い性質が故に出来損ないであるとされ、タカラ一族の中で子供のいなかったナンジョウ家に養子に出される。その後生まれたタカラが順調に食人に馴染み、御曹司として持て囃されるのを目の当たりにし、劣等感に苛まれ人格が歪む

タカラ一族の志向を忌み嫌うも、タカラ一族以外の人間を劣等種族や家畜と見る点は一族と変わらずで、日本に戻ってきたアヅマ、ミツギ、マツダ、タカラを捕らえて地下施設に閉じ込める。

食事はバターロールと水で、排せつはバケツ。

3人を痛めつけるために平気で暴力を振るい、3P(?!)を強要したり、別室に監禁していたタカラを交えて4P(??!)させた。

汚らわしいという目つきで見ながら、実はアヅマの痴態にちょっと興奮していたりもする。

それが仇となって、タカラ、ミツギ、マツダにまんまと逃げられる。

逃げ遅れたアヅマはナンジョウが自室で飼っていた亡きサモエドのキンタ🐶愛用の首輪と鎖でつなぎ留められ生活を監視されることに。

持ち前のユルユル適応能力を発揮させたアヅマは次第にナンジョウと会話したり、食べ物をねだったり、散歩がしたいと我儘をいうようになる。

その流れでナンジョウの境遇を知って、親から愛情を注がれず要らない子扱いされた自分とナンジョウの共通点に心通わせるようになる。

またナンジョウが童貞であることを知り、なんとなく面白半分で筆おろししてやろうか?(3P、4Pで男同士のセックスのハードルが著しく低下している)と提案し、それに乗ってきたナンジョウとセックスする。

ナンジョウも環境に腐りきらないアヅマのいい意味での頭のユルさ故か名器(中古中古との罵っていたけど(笑))故か徐々に心がほだされて、ホウライ崩壊後は素直にアヅマを解放(ミツギと同じ、ばか犬程可愛いというやつと思われ)。

さらには、貧民アルバイターのアヅマがちゃんとご飯食べているか気になりすぎて手ずから高級パンを買って可愛がっていたキンタでさえ餌は通販購入で自らわざわざ買いに出向いたことはないと独白)差し入れてEND。

 

そして、最後にP2。

これはP1ハピエンのその後を描いているので、キャラクターに関して特に記すことはありません。

内容としては、P1で語られなかった脱出直後の様子(どうやって救助されたのか)とか、脱出後の二人のお付き合いについて、攻めキャラの過去深堀りと、脱出後ホウライの魔の手からどうやって逃げたのかといったことが語られています。

ただ、これだけは特筆すべきだと強く思ったのは、各メイン攻略キャラのP1の各所における逆視点が納められていたこと!!

これは超新しい!!!

ボブゲって基本的に受け視点で物事が進むので、攻めの心の変化とかはあまり語られることがないですが、この逆視点ではあの時攻めの心の中はどうだったのか?ということが細かく語られているので激熱でした。

アヅマのことをどう想っていたのか、どう心が変化していったのか、アヅマのことを想う攻めの心を知ることが出来て、主人公第一主義の私としては超幸せでした…。

P1が気に入ったのならP2の購入を強くお勧めします。

もちろんハピエンその後なので、P1にあったような暴力的で残虐なシーンはありません(マツダでは一部合意DVあり)が、ハピエンが大好きで、主人公が愛されることが大好きな人は買って!!!!!

絶対楽しめるから!!!!!

 

 

で、Paradiseシリーズをすべて通して感じたのは、

ミツギがとんでもなく『光の戦士』すぎるってこと。

Paradise自体、初めに書いた通り絵柄が好きじゃなくってですね。

アヅマは全然受けっぽくないし、作中でイケメンイケメン言われてるのもプレイ中盤までは「???」って思う位共感できず(最終的にはめっちゃイケメンに見える不思議、刷り込みって凄い)。

タカラはマジで中学生にしか見えない(のにモンスター級のビッグマグナムっていうのには笑いました)し、ミツギなんてどこのVシネに出てくる木っ端ヤクザなんですか?ってくらいの小物臭(のスーツに、の開襟シャツですよ?)溢れる見た目…。

シマダもパッとしなければ、ホンゴウなんておっさんじゃん…って(個人的におっさん攻めは受けを導くような抱擁攻めってイメージで固まっちゃってるんであんまり魅力的に思えないんですよね)。

唯一好感触だったのはマツダ位なもんでして。

そんな中でミツギの説明文に、「なぜかアヅマにだけは喧嘩腰」ってあって、

あー、はいはい喧嘩ップルね、はい、わかりました

ってくらい期待してなかったんです。

ツンデレ攻めがギャースカ言いながらも受けを好きになるわけね、はいはい

って。

それがところがどっこい!

いや、確かに喧嘩ップルだし、ツンデレが受けに絆されていくっていう方程式は守られてるんだけど…なんていうか…ミツギ優しい!めっちゃ優しい!

大体喧嘩ップルって年齢が同じで、どんぐりの背比べ同士が意地の張り合いしてっていうのが通例ですよね?

そんな競い合いの中、互いに成長して、認めあって、好きになっていく。

けれどミツアヅは違う!!!

ひたすらにミツギがリードしてるんです!!!

フワフワ頭の弱いアヅマを引きずり回して導いて、弱気になってネガティブに溺れそうなアヅマを呼吸ができるように水面に引っ張り出して、虐待によって最底辺にあるアヅマの自己肯定感を適度に爆上げして光の世界に連れていくミツギ…尊すぎる!!!

アヅマはマジで殴る蹴るの虐待を受けて、食べ物も野菜の皮とか残飯(そのせいで野菜が食べられない超肉食になる)で、挙句の果てには弟を殺すように強要されるという辛い幼少期を過ごしています。

誰にも話せない過去を持つアヅマは、その後ろめたさから当然人と深く関わることが出来ず、友達も学校生活を送るのに困らない程度の付き合いしか持てませんでした。誰からも求められない、何をしても無駄、どこにも居場所はない、自分はこの世に不要な存在、ただ心臓が動いているから生きてるだけっていうレベルの自己肯定感皆無人です。

それをちゃらんぽらんで軽薄な笑顔で覆い隠しているんですけど、ミツギは明晰な頭脳と観察眼で徐々に見破っていって、ちょうどいいさじ加減でアヅマを支えて、アヅマを見守って、アヅマの手を正しい方に引いてあげるんです。

あんぽんたんなアヅマがうっかり死なないように、人生に迷わないようにずっと気に掛けてるんです。

もうね、プレイしてるこっちがめっちゃ救われる。

他の攻略キャラは、お互いの闇を認め合って受け入れながらもどうしてもアヅマと攻略キャラの共依存が結構あるんですけど、ミツギに至っては完全にアヅマの人生の羅針盤状態で。

しかもアヅマにとって最善となるようにオート調節機能付きっつうね。

それを強く感じるのはP1とP2です。

P1で羅針盤ができあがって、P2なんてもうね針ビンビン!(あ、エッチな意味ではなく///

何が何でもアヅマを守って幸せにしてやるんだー!!っていうミツギの決意が全体通して伝わりまくる。

「ぜってー、アヅマを一人になんてしねー、一生傍に置いてこの世の幸せをすべて味わわせてやる」っていう気概がすごい。

もちろんアヅマの存在がミツギにとっても人生の活力や支えになってるのはそうなんですけど、もうね、ミツギ→アヅマの想いの完成度はアヅマ→ミツギやその他攻め→アヅマとは次元が違う

一人だけ次元が違う。

親であり、指導者であり、恋人であり、夫なんです。

全てにおいてアヅマを支えるために全力を尽くすと腹を決めた男。

それがミツギなんです。

最高か?

それぞれの攻めと結ばれた先にそれぞれの幸せがあるのは分かっていますが、しかしアヅマの至上の幸福があるのはミツアヅ√の世界だと私は確信しています。

子どもの頃、夢も希望も抱けなかったアヅマですがミツギと出会ったことで、人を愛すること、愛されること、日々の生活に喜びを見出すこと、そして建築士になるという夢を持つこと、ありとあらゆる苦労と苦しみが流れ去って幸福だけがアヅマに集まってくるなんて。

こんな幸せなENDあるか?

マツダはハピエン迎えた後もDV癖は残っているし、タカラも一生食人衝動を抱えて生きていく。

もちろんそれらを受け入れて尚傍に居ることを選んだのはアヅマですが、でもミツギだけはそういった枷がないんですよね。

手放しで普通に幸せになれる相手というか。

もう、プレイヤーの心が幸せです。ありがとう。

まさか金髪クソ野郎がこんなに希望と包容力に満ち溢れた存在だったなんて。

唯一惜しいのは、砲台に玉が一発しか込められないこと。

せっかく恐ろしいまでに体の相性がいいんであれば、3発くらいは撃てて二人で頭の神経が擦り切れる程天然脳内麻薬キメセクしてほしかったけど、それじゃあ他の攻略キャラのちん的魅力が薄れちゃうか…(笑)

マツダDV性技、タカラは超絶巨根でアヅマを喜ばせるけど、ミツギなんて肌に触れただけでアヅマをビクビクトロつかせる規格外運命体質だもんね。

そりゃ、一発限定の早撃ちマック(わかる人いるかな?(笑))でバランス取らなきゃ(笑)

 

あとね、やればやるほどアズマの可愛さが際立ちます。

アホの子なりに一生懸命考えて、周りを見て、正しい選択をしようとしている姿がマジでかわいい。

ボブゲによくある、アホの子=無鉄砲っていう図式はアヅマには当てはまりません。

なぜならアヅマはいい具合に希死念慮があってコミュ障で、無鉄砲になれる程己の行動に自信を持っていないから!(笑)

自信のなさが絶妙に慎重な行動として現れていて、それがやたら突っ走って失敗して攻めに迷惑かけて、また性懲りもなく突っ走ってっていうアホの子受け特有の「こいつ馬鹿か?」「いやいや、それしたらNGっしょ…苛」っていう思いをプレイヤーに抱かせないんです。

んで、さらに虐待経験から物事を俯瞰してみる癖もあって、アホなんだけど冷静で、冷静なんだけどアホ故に呑気で、それがピリピリした状況でもいい具合に笑いを誘ってっていう絶妙なキャラ設定。

文章の語り口もめっちゃラフで、ますますアヅマのキャラクターに引き込まれるというか、アヅマの視点と一体になれる感じがします。

デ王のシナリオライターである休養沢ライチ氏(LOVE&DESTROY)のなせる業なんでしょうね。

んで、声優の刺草ネトルさんのいい塩梅のチャラくささが主役にマジでマッチしてる。

時々ある「ちょちょちょ…」とか「あばばば」みたいな慌ててる発声とかミツギに苛められていじけてるセルフの言い方がまじで上手くてもうこれキャラ演技とかじゃなくて声優の素だろ?ってくらいハマってる。

ほんっとに主役が魅力的。

まっじで魅力的。

デ王といい、Paradiseといいどうなってんの?

ピルスラの主役は。

ていうか休養沢ライチ氏の書く主役は。

魅力的すぎんだろって…。

それに今思えば、デ王の霞丁 水明君も桐玖専用のツンデレ光戦士だったな…。

私はツンデレ光戦士に弱いんだな…。

早くピルスラの新作出ないかな…って切望しますが、どうやら休養沢ライチ氏主宰の同人サークル・LOVE&DESTROYは半ば開店休業状態のようで…。

デ王やParadiseのシナリオライターである休養沢ライチ氏は一人の名前のようでいて、実は休養沢氏とライチ氏のダブルネーム。

で、現在諸般の都合により休養沢氏が活動お休み中ということですので、休養沢ライチ氏とピルスラがタッグを組んだ新作は当分先なんでしょうね…。

残念ですが、待つ間に資産を蓄えて新作発売と同時にクラウチングスタート切れるくらい準備しておきたいと思います。

 

 

Paradiseの良かったポイント

①自己肯定感の低い頭ユルふわ主人公のいい具合の力の抜け方

サバイバルが始まった無人島で一種の清涼感さえ覚えるユルふわ具合です。オアシス。可愛い。

②光戦士、ミツギ

無人島という極小空間が舞台とは思えないストーリーの奥深さ

※ただし、P1についてはルートによっては真相がほぼ明かされないため不完全燃焼に感じる人がいるのも分かります。

④主人公と声優のマッチ度の高さ

刺草ネトルさんのアヅマ、可愛すぎか。

※ただし、完全雌喘ぎなのでそれが苦手な人はエチシーン厳しいです。

Paradiseの悪かったポイント

①絵が微妙

やはり個人的に絵が微妙ですね(笑)

立ち絵はいいのに、スチルはなんだこれ?っていう感じで、体は筋肉質なのに顔は幼くってアベコベ感がすごい。線も太く、せっかくのエロがエロくない。

②設定が奇天烈で、人によっては合わなそう

まず、黒幕が食人一族っていうとんでも設定なので、そこが受け入れられるかが第一関門。あとP3のご都合主義的エンディングが受け入れられるかどうかも肝。

③グロい&痛いバドエン多し

私は平気でしたが、食人一族の復讐物語なのでグロ表現多めです。

また残虐ENDに定評があるピルスラならではで、P1もP3もアヅマがとってもかわいそうな最期を迎えるバドエンがあります。

具体的には、P1だとモブキャラにレイプされるホンゴウENDと虐待リプレイされるタカラのバドエン、P3はタカラ父の極太棍棒(笑)に穴破壊されるバドエンとタカラ一族の老いぼれに性玩具にされるバドエン。

④主人公が雌喘ぎ

雄と雄のイチャこらが見たいので、雌喘ぎいらないっす。

普通に話してる音階と同じレベルの声の高さで喘いでくれたらいいんだけどな…。

それだったら抜群だった。