Lamento-BEYOND THE VOID-【全体感想】ボリューム満点・にゃんこ要素に萌えるけどエロさが足りない
こんにちは!
今回は、BLゲームの名作の一つと名高い、『Lamento-BEYOND THE VOID-』(Lamento -BEYOND THE VOID-[ラメント ビヨンド ザ ヴォイド] Windows 10対応版 - ニトロキラル)の全体感想を綴っていきます!
この作品の生みの親、NITRO CHiRAL(以降、ニトキラ/ニトロキラル(NITRO CHiRAL)公式サイト)は第一作目の咎犬の血(: : : 咎狗の血 // 公式ページ : : :)でボブゲ界に旋風を起こしたと言われる大手ボブゲブランドで、ボブゲに手を出している人は絶対知っているし、どれか1つは手掛けた作品を持っているのでは?というくらいの大御所メーカーですが、その作品の中でも比較的ライト層でも楽しめる作品がこのLamentoではないかと思います。
私にとっても、ほんのちょっぴり思い入れのある当作品で、実は私がボブゲというのを知ったきっかけがこのLamentoでした。
どこで見たか、それはもはや定かではないですが当初このゲームのビジュアルを見た時に、猫!美麗!えっち!!と大興奮したのを覚えています。
確か価格で6,000円とかしたのかな?6,000~8,000円の間だったんじゃないかと思いますが、当時高校生だった私には6,000円~は高額で、購入に二の足を踏んでしまい結局この歳まで買うことはありませんでした。もし買っていたら、Lamentoが私のボブゲデビュー処女作となっていました。
実際、今となってはあの時買っていたら…と若干の後悔もあります。
そこから10年以上の歳月を経て、この歳でボブゲデビューとなるわけで、デビューに年齢は関係ないと言えど、実際ボブゲの盛り上がりは当時の方があったわけで、その時の空気を感じることが出来なかったのが悔やまれます。
(ですが、まあ、今デビューしたからこそ財力に物を言わせる&廉価版の助力もあってゲームを次から次に買い漁ったりできるのですが…)
で、十数年越しの念願が叶いプレイしたのですが、前評判通り、長い!!!笑
もうね、圧倒的内容過多!!笑
買う前に、いろんなレビューを見ましたが、その中で多かったのが「話が長い」。
これはプラスの面にもマイナスの面にも書かれていました。
プラスとしては、「ボリューム満点」「大満足」「設定の奥深さが◎」といった感じ。
一方のマイナスとしては、「話が長すぎてだれる」「眠くなる」「フルコン諦めた」でした。
実際にプレイしてみて、両方の意見に頷けるなという感想を持ちました。
他のボブゲにはないファンタジーを追求した圧倒的世界観を余すところなく語り尽くしている、と言えますがそのため本当に話が長い。
一つの小説を読んでいる気分になります。
舞台の背景や、登場人物たちの生活環境や文化をしっかりと描写している反面、物語の進展がゆっくり、単調に感じる方もいるだろうなという印象です。
嵌れば深い没入感を味わえますが、嵌らなければ冗長で眠い作品になりうるという感じ。
まあ、設定が完全ファンタジーなので、物語の舞台が説明を省ける現代背景とかじゃない限り、細部まで語らなければ物語の深みや整合性が取れないという点で、どうしても深くならざるを得ないというのは理解できるところ。
むしろ、そういった日常と切り離された長編ファンタジーが好きな人には嵌るのでは?と思います。
ここから、ネタバレを含みますので未プレイの方はバック!
主人公のコノエは、祇沙(以降、シサ)と呼ばれる文明が衰退した原初の世界に住んでいます。
シサにはかつて二つ杖(ふたつつえ:人間)が現代のように発達した文明を築いていましたが、行き過ぎた振る舞い(文明の過度な円熟、戦争など)の結果、神に滅ぼされることになります。
しかし慈愛の女神リビカが、唯一生き残った雌猫に宿り、生き残りの人間と結ばれたことで、主人公をはじめとするリビカ(人と猫のハイブリッド、作中では「リビカ」「猫」と言われます)が誕生します。
で、人は完全に滅び、新たに生まれたリビカが世界の中心となるのですが、リビカは人間のように文明を大きく発達させることはなく、狩猟や採集をメインとした牧歌的な生活を送っています。
平和な世界で独自の文化を築きながら朴納とした生活を営むリビカ達でしたが、その生活に突如として暗雲が立ち込めます。
原因不明の環境汚染(虚ろ)と病魔(失躰)の蔓延です。
虚ろはこれまで共生してきた自然がリビカを拒み、単なる草木が触れるだけでリビカの体を切り裂き拒絶するようになる現象のこと。
そうなればその森には入ることはできず、狩猟や採集も不可能で棲み処を追われるしかなくなります。
失躰(しっく、もしかしてSickと掛けてる?)は、それまで健康体であったはずのリビカの体が急に欠損する病です。
欠損する部分は人それぞれで、手足のこともあれば、目であることも。
伝染病ではなく誰にでもある日突然発病しうる奇病で、治療法はなく高熱が出て、最終的には死に至ります。
また、この病気の一番厄介な部分は雌猫に多く発病するという点で、そのためシサの雌雄バランスは大きく崩れ、僅かばかりの雌は国が管理するなど、大幅な雄余りの状態となっています。
対処法のないこの2つの災厄のせいで、リビカの世界は混とんとしているのですが、主人公コノエのふるさと、火楼(かろう)も例に漏れず、雌もおらず、村周辺も虚ろに犯され日々の生活がままならない状況になっています。
ご飯は僅かばかり取れる木の実で凌ぐ生活で、追い込まれた村は生贄制度を作り、村長に選ばれた猫は生きたまま村人の餌になるほどでした。
そんな中、両親を早くに亡くし天涯孤独に生活をしていたコノエは村の困窮具合に不安を抱く傍ら悪夢を見るようになります。
四色の炎と不気味な問答をするその悪夢は夢の中でコノエを苦しめます。
悪夢にうなされる夜が三日続き、四日目にはついに悪夢の中でコノエは炎から生まれた蛇に口から体内に侵入されるというおぞましい経験をします。
さらに悪夢は夢だけに留まらず、夢から目覚めたコノエの体には世界に災いをもたらすという呪い(耳と尾が黒くなり、両手足に黒い痣)が刻まれていました。
そして時を同じくしてコノエが次の生贄に選ばれたと伝達を受け、体に現れた呪いの謎を解き明かし生き延びるため火楼を出ていく決意をします。
と、まあ、ベースはこんな感じ。
貧しい生活を送る中、突如として身体に呪いが発現し、また生贄として命を捧げろと言われてコノエは生き延びるために村を捨て、世界中から猫が集まるシサ一番の大都市である藍閃(らんせん)に向かうことを決めるのですが、その道中で攻略対象たちに巡り合い、絆を深めていきます。
Lamentoの物語を理解するのに、重要な要素は下記の通り。
・虚ろと失躰の蔓延で世界が不穏な空気に包まれている
田舎では食糧不足による飢餓と、雌雄の著しい偏りによって世界中で猫の頭数が減少している。
・闘牙と賛牙、つがい
シサには闘牙(とうが)と賛牙(さんが)に分類される猫がいて、戦いに優れた猫を闘牙、その闘牙を支援するための力(歌)を持った猫を賛牙と言います。
闘牙に比べて賛牙は頭数が少なく希少。
闘牙と賛牙がペアになること「つがい」といって、つがいになるためには闘牙と賛牙の間に深い絆が必要となる。
※深いつながりがなくとも一時的な力のやりとりはできる感じ。ただし強い力を発揮するためには、深い心の絆が必要になる。
・賛牙長と来威(くるい)
賛牙は前述通り、歌に力を込めることが出来る猫のことですが、賛牙にはその力を強力に発現する血筋があります。
それが来威です。
賛牙の力が強い猫は国政に関わる賛牙長という身分を与えられます。
賛牙自体は色んな種族から生まれますが、賛牙長となるほどの強い力を持った賛牙は大抵はこの来威から生まれます。
・悪魔
シサで太古から伝わる伝承上の存在。
コノエの体に現れた呪いはこの悪魔の仕業に寄るもの。
・魔術師リークスと賛牙シュキ(超重要)
シサにはこれまた伝承に伝わる魔術師がいて、その名をリークスと言います。
リークスは悪い魔術師として猫から恐れられていて、リークス自身も猫の中で生活することに興味を抱けず、猫からの評判を完全に無視(どう思われようと興味がない)して森の中でひたすら魔術を研究しながらひっそりと生活していました。
そこに、稀代の才能を持った賛牙シュキが現れて、二人は心の結びつきを深めていきます。
ただし、この結びつきは目線によって大きく意味を変え、そのことがLamentoのストーリーの根幹を成しています。
リークスは、シュキに対して無自覚の孤独からの解放と恋慕を抱いています。それまで他の猫に興味を示さなかったリークスですが、シュキの人柄と歌に次第に心を惹かれていきます。
一方シュキは、悪い魔術師と聞いていたリークスが本当はぶっきらぼうで寂しがり屋の猫であると気づきます。また、シュキ自身、他を圧倒する才能故に次期賛牙長として選ばれている苦悩を吐きだせる唯一の相手としてリークスを心の支え(友達、もしくはそれ以上の親愛)と思っています。
リークスは恋愛感情に基づいた感情、シュキは親愛に基づいた感情で、互いを心の拠り所としていますが、そのことが世界を揺るがす大きな歪となります。
シュキには身ごもった妻(子供は後の、コノエ)がいて、賛牙として認められ生活を安定させることで家族を守ることにつながります。また、悪の魔術師として疎まれているリークスを助けることもできるだろうと考えていました。
しかし、シュキの力を妬んだ来威(くるい)がリークスと仲良くしているシュキを嵌めようと奸計を図ったことで、二人の仲は裂かれることに。
家族とリークスを守ろうとしたシュキの行動をリークスは裏切りと感じます。
それまで誰一匹として信用してこなかったリークスにとって、その裏切りは耐え難いもので、本人も気づかない程心の奥底で温めていた恋慕の念が憎悪に転嫁し、その怨恨の果てに、シュキの子供であるコノエに呪いが発現するに至るのです。
・感情の器(超重要)
コノエは世界を滅ぼさんと憎悪に燃えるリークスの感情の器として選ばれます。
感情の器とは、リークスが世界を滅ぼすためにひたすらに力を追い求めるのに邪魔になる「感情」を排除するための受け皿的存在です。
コノエはシュキとその妻の子供ではありますが、見た目はリークスそのもの(ここについて、詳しい説明がないため正直見た目が似る理由は不明。個人的にはリークスとコノエを似せる必要はなかった、もしくはせっかくの親子設定なのだから耳の色が似ているなどもう少しシュキとコノエの血のつながりを感じさせる特徴が欲しいと思った。強気な目が母親似と言われてるけど、リークスも大概目つき悪いからそこに母親を感じる要素あるか?って思った)です。
感情の器のコノエは、心にコノエとリークスの二人分の感情を抱え込むようになります。そのため他者への共感能力が高く、意識的に心の扉を閉じていないと他者の感情が心に入り込んでくるという特殊能力を持っています。
また、人よりも強い感情を内に秘めやすいコノエの魂は、感情を糧とする悪魔にとって格好の餌で、そのためリークスに唆された悪魔に呪いを受けることになります。
リークスは最後の最後に、自分を裏切ったシュキへの復讐兼感情の完全排除のため、コノエに呪いを科して苦しめたのちに世界諸共滅してやろうと目論んでいます。
以上が物語を理解するのに大切な部分です。
こうやってまとめると、要素が多い多い。
この要素の多さが、ストーリーに厚みを持たせると同時に、冗長さを感じさせる原因にもなっているのだろうなと思います。
各、攻略対象(ライ、アサト、バルド)にはそれぞれの人生背景が故の闇があるのですが、それに基づいて悪魔が関わってきます。
悪魔は全部で4人いて、憤怒(コノエ)、悲哀(アサト)、喜悦(ライ)、快楽(バルド)です(※()内は深く関わるキャラ)。
その闇を主人公と乗り越えていく中で愛が育まれていくのですが、ぶっちゃけ、アサト:悲哀以外、悪魔が必要とは思えない感じ。
・憤怒ラゼル(個別ENDあり)
正直なんでいるのか分からないレベルに、必要のない悪魔だと思います。猫のペアとしては心に憤りを覚えやすいコノエですが、ぶっちゃけストーリーに関わりないENDなのでいてもいなくてもいい悪魔。なんだろうな、エロ要因なのかな。
ただ、自由気ままな悪魔を統率するいい兄貴分的立場で、せっかく個別ENDがあるのなら正直攻略対象の一人に格上げして、コノエとラブロマンスを繰り広げる悪魔代表にしてほしかった。
悪魔なんだけど、猫を愛してしまうっていう禁断の…とか萌えません?
ちなみに個別ENDは、怒りに心を支配されたコノエがラゼルの眷属となって、リークスによって混沌とした世界から集まる怒りをその身に受けて快楽を貪る悪魔と化します。
で、ラゼルはそのコノエを通じてさらに極上に変換された怒りの感情を食らうという騎乗位フィニッシュ。
・悲哀カルツ
この悪魔は大事。
というのも、攻略対象のアサトのストーリーに深く関わる悪魔だからです。
実はこの悪魔、元はアサトが生まれ育った吉良(きら)という村と敵対する冥義(めいぎ)の猫で、カルツと吉良の雌猫が結ばれたことでアサトが産まれます。
冥義の猫は、いわゆる悪魔崇拝の一族で怪しげな秘術や儀式を行うためシサでも関わるのをタブー視されています。そんな冥義の猫の息子であるアサトは異形(成長と共に一見普通の猫に)の姿で生まれ、吉良の里でも忌子として差別に合うと同時に、その身に巣食う魔物に悩まされるというのがアサト攻略ストーリー。
・喜悦フラウド(個別ENDあり)
この悪魔は正直、いるかいらないかよくわからない悪魔。
フラウドは残虐に痛めつけられた猫が恐怖にのたうち絶命するのを何よりの快楽としてたのしむ悪魔で、竜の魔物として雌猫を供物として捧げさせていました。そこに、賞金稼ぎのライが魔物討伐に訪れ互いに目を潰し合う(ライは左目、フラウドは両目)死闘を繰り広げます。ライは幼年時、虐待に近い躾を受けながら育てられますがそのせいで「人の温かさ=血肉の温かさ」と性根が歪み、命を刈り取る愉悦を覚えます。その愉悦はフラウドと戦ったことで確固たるものとなり、次第にライの正常な理性を蝕むようになる(戦いの中、スイッチが入ると相手を瀕死に追い込んだり、死体蹴りを楽しむ、血を舐めるなど残虐な振る舞いをする)など、フラウドに通じるものがあり、そこに付け入られるのですが、フラウドが必要だったかと言われると??
個別ENDは、フラウドに唆されてライ共々悪魔の世界に囚われたコノエはライの目の前でレイプされます。コノエが手籠めにされる姿を見せられるライは憎悪に支配され、心の中に閉じ込めた殺戮への渇望を解放。最後はまさかのコノエ→ライの顔射フィニッシュ(?!)。
・快楽ヴェルグ(個別ENDあり)
正直、いらない。
というのも、快楽の悪魔という割に攻略対象のバルドとの関わりに一切の快楽要素がない。例えば、バルドがかつてのトラウマで交尾依存症になっていて、そのせいで快楽の悪魔に魅入られて…とかならつじつまが合うんだけど、バルドは幼年期のライの師匠で、ライの中に自身にはない闘牙としての才能(命を刈り取ることへの躊躇のなさ、喜び)を見出します。この才能があれば一角の闘牙として名を轟かせることが出来るし、力=誰かを守ることに通じると思ったと。そういった嫉妬や欲望、理想を抱き、力を手に入れるため悪魔と契約しようとしたところをライに見つかって不完全な契約をしたがために右手に傷を負ったという過去を持っています。
これのどこに「快楽」要素が?
快楽にも種類がある(例えば憤怒なら怒りが快楽だし、喜悦は痛めつけて殺すことが快楽)けど、快楽の悪魔っていう位だからその快楽の意味するところは…ねぇ??
18禁ボブゲをプレイする人にとっての大好物ですよ、はい。
みなまで言わなくても、…分かりますよね?
ヴェルグは個別ENDでバルドを助けようとしたコノエを快楽落としするんですけど、ここでやっと快楽登場と言った感じです。
なのでバルドが契約しようとした悪魔はヴェルグの眷属とのことですが、別にフラウドの眷属でよくね?
「フラウドの眷属と契約しかけた古傷と己の弱さに苦しむバルド」と「その弱さを突き回したり誑かして楽しむフラウド」の方がよっぽど筋が通っている。
じゃあライの悪魔は…となりますが、もう別にライには悪魔要らないんじゃないのかなって。単純に親からの虐待レベルの躾のせいで歪んでしまった心にリークスが付け入って、それをコノエの出生と絡めて愛を知らなかった二人が愛を知って、リークス打倒を目指す、とかでさ。
だからフラウドいるか?って思ったのもあります。
バルドとぶつけるならいるけど、ライとぶつけるならいらないなって。
この辺に、ボリュームを落とさずに、でももう少しコンパクトに物語をたたむポイントがあるんじゃないかと思ったり。
後、リークスには何人かの僕がいるんですけど、フィルっていう魔物?悪魔?がいるんですけど、この子も正直いらなかったように思います。
なぜなら、まずフィルは猫ではない。
蛇みたいな尻尾を持っているんですけど、素体が何かは語られない中途半端な存在です。
次に、フィルはリークスの賛牙という設定なんですけど、そもそもリークス自体が歌を歌えるのになぜフィルがいる必要が?
最後命を賭してリークスに歌を捧げるシーンがありますが、それもフィルが歌う必要性を感じないし、リークスの自分の歌で最終魔法的なものを発動すればいいと思う。
賛牙は歌の発動中は無防備っていう描写があるけど、悪魔の力も操るリークスレベルなら歌って闘ってって一人二役なんて造作もないと思うんだけど…。
途中、リークス側との接触に何度もラスボス出すわけにいかないっていう理由で語り部が必要なんだったら、他の僕を出せばいいんじゃねって思うし。
なのでフィルも冗長部分じゃないのかなって思いました。
見た目がLamento唯一のショタだったから、間に合わせのショタ要素だったのかな…。
【Lamentoの良かったポイント】
①圧倒的ファンタジーな世界観とボリューム
全くの異世界設定なので、シサという世界の生活様式とかの食べ物描写がとても面白く感じました。この点が、説明過多に感じる方も多かったようですが、個人的にはこれくらい描写がないとせっかくのファンタジー設定がもったいないと思います。
②スチルが綺麗
咎犬の血から1年で圧倒的に絵が上手くなっている。
とくにライは始終美しい…。
力の入り様が分かります(笑)
あと、森や建物の背景CGがきれいでよかったです。ところどころPSっぽいCGグラフィックもありましたが、それはご愛嬌といった感じで当時は先端でしたんでしょうし、今見ればレトロさが味があるな、と好印象。
➂にゃんこ要素が禿げ萌える
発情期、気持ちを落ち着けるために爪バリバリ、尻尾で感情表現、毛づくろい、水ペロペロと猫好きには堪らん描写が出てきて、それにめちゃめちゃ萌えます。
特にアサトが爪をバリつかせるシーンと、言葉足らずで不器用なライがしっぽでコノエへの労わりを表現するシーンはめちゃくそ萌えました。
④音楽に金がかかってる
音楽にお金がかかってるのがめっちゃ分かります!
こんだけ歌唱ありの音楽使ってるボブゲあるかな?
同じニトキラのDRAMAtical Murder(DRAMAtical Murder [ドラマティカルマーダー(ドラマダ)] 普及版 - ニトロキラル)くらいじゃないか?
2006年発売にしては、マジで金がかかってるんだろうなって思いました。
⑤グロ表現がほぼないから、ボブゲ初心者でもプレイしやすい
ニトキラ作品はグロくて痛いのが売り!っていうイメージでしたが、Lamentoにはほとんどグロ表現がないです。もちろん戦闘シーンはありますが、でも全然。
咎犬とかドラマダに比べたら赤ちゃんレベルです。
【Lamentoの悪かったポイント】
①エロくない(声優)
声優陣の演技が基本まったくエロくない。
SEもなくて、なんていうか面白みのないセックス。
それが特定なのではなく、基本全キャラ通じてだから驚愕。
中でも、コノエが本当にエロくなくて、ずーっと恥ずかしがってるし、喘ぎも微かな吐息と単発の発声、感じ入っているはずの声も攻撃を受けたんですか?っていう声で、えっちで感じてます!!!♡っていう声じゃない。
これじゃない感がすごい。
18禁でこれは致命的。
せっかくスチルが綺麗なのに、声が感じてないからエロさが掻き消えてる。
それに文章も大体同じ感じ。
発情期だから痛くない→発情期じゃないから痛い→発情期じゃないから生々しく感じる→痛くても心が気持ちいい→だんだん気持ち良くなってきた、っていう流れ。
だれか一匹だけならいいけど、基本この流れだからつまらない。
それに受けはまあ、興奮してるとして攻めももっと興奮してほしい。
なんとなく全般攻めの皆さん冷静で、盛り上がりの差がね…。
せっかく猫っていう獣要素があるんだからもっと獣獣したエッチが良かった…。
がむしゃらに突きまくるとか、うなじ噛んでマウンティングとか、終わっても種付け本能で中々抜かないとか。
②システム面が不便
ボブゲによくあるスキップ機能(既読部分の文章をスキップできる/未読であってもプレイヤーの意思でスキップできる)がいちいちシフトキーを押さないといけないということにめっちゃ不便を感じました。
しかも押し続ける…え、これって私だけですかね?PCの仕様によって変わる感じ?
咎犬の血はそうじゃなかったので、既読部分をサクサク切っていけたのですが、Lamentoはずーっとシフトキーを押さないといけないのでそれがめっちゃしんどかったです。
あと、設定触るたびにいちいち別の画面に飛ぶのがゲームの流れを中断されて微妙だったかな。しかし当時のゲームとしては普通の設定画面だったのでしょうから、2025年の今そのことに不満を漏らしても仕方ないことだとも思ったり。
③ギリギリ危なかった他CP要素
これは個人的性癖の問題ですが、私は基本主人公を右としたCP以外は断固拒否勢です。ですから他CP要素にはとてつもなく神経過敏なのですが、例えばこのゲームで言うと、リークスのシュイへの想い、敵キャラの「つがい」表現、火楼に出てくるモブカップル表現がかなりきわどかったです。
ていうか、火楼のモブカップルはマジのカップルだったので飛ばし読みしました。
さらに敵キャラでウル・キルという兄弟のつがいが出てくるのですが闘牙と賛牙で兄弟だからつがいなのであって、そこに恋愛はない、あるはずがない、ないはず、と自己暗示を掛けながら眺めていました。
リークスに関しても、リークスとシュイが恋仲でないから良いものの、妻子がいながらシュイがリークスを恋愛感情で愛していようものなら激しく嫌悪していたと思います。
もし恋愛関係ならディスクをたたき割るまではしないでしょうが、一生封印するまであります。
あ、でもリークスがライにキスしたのは激怒です。いくら体はコノエでも激怒。
と、こんな感じです。
名作だと思いますし、今後これほどのボリューム感のゲームがどれだけ出てくるかな?と思いますが、じゃあ手放しにお気に入りかというとそうでもなく。
10年以上(四捨五入で20年?!)温めてきた、念願のゲームプレイに満足していますが、何度もプレイしようとは思えないかな~?
BLゲームなんだけど、それ以上にファンタジーゲームをしたような気分です。
咎犬の血、ドラマダもプレイ済みなんですけど、正直ニトキラのゲームが私に合わない感じがしてます。
どの作品も、主人公の声にエロさが足りないんですよね。
圧倒的エロ不足。
まあ、どんな声にエロさを感じるかは人それぞれなんですけど、私にとってはいまいち主人公の声優がエロくないと思います。
単調で、喘ぎに余韻がなくて、身も世もなく感じてる!っていう色気がない。
ドラマダがまぁ、マシかな…レベル。
やぱせっかく18禁なんだから、とびきりエロい喘ぎ声を聞きたい!男が男に征服されて感じて感じて仕方がない!っていう声が聞きたい!!頑張って!!!って声優さんに無茶ぶりなお願いをしてここら辺でおさらばしたいと思います。



